久留米市の「未来苺」とは
福岡県久留米市でイチゴの生産を行っている「未来苺」さまに農業体験に行ってきました!
代表の荒木さまにご案内いただいてハウスの中でイチゴの収穫を行い、箱詰めの様子を見学させていただきました。
ここで生産されているのは、「あまおう」です。
未来苺は岩田屋などで販売されている他、食べチョクでも購入できます。
イチゴは12月ごろから生産が始まり、5月ごろまで収穫ができます。
今頃のイチゴは生産量も多くないため、値段も張りますがその分いちご狩りがピークを迎える春ごろに比べ、味も美味しいイチゴができます。
イチゴの収穫を担当しているのは、シニアの方々で、昔は自分で農業をしていたけれど今は自分ではできなくなってしまった、、という方も収穫や箱詰め作業を行っています。
定年を迎えた方の中にはまだまだ働きたい方も多く、農業法人があることで得意分野を生かした「ikigai」の再発見にもつながるんだ!と思いました。
イチゴの種類
未来苺で生産されているイチゴは「あまおう」だけですが、
代表の荒木さまのご実家で「よつぼし」「こはる」という種類のイチゴもいただきました。
「よつぼし」はなかなか市場に出回らない品種の様で、初めて食べましたが、
少し小ぶりでシュッとした形が多く、身がしっかりとしていました。
「こはる」は荒木さまのご実家で開発された新品種で、大振りで柔らかく、ジューシーさを感じるイチゴでした。
手前4つが「よつぼし」、奥の2つが「こはる」です。
イチゴはタネからできない?
イチゴは元々植えている株から「ランナー」と呼ばれる細い茎が出てきて、その茎の先が株に成長します。
イチゴはあのタネからではなく、この親株から育ったランナーからできているそうです。
写真の下の方に伸びているのが「ランナー」です。
ちなみに、冬にできるイチゴはハウス内を徹底的に温度管理、明るさの管理をしてイチゴ自身に「春だ」と勘違いさせることで、育ったイチゴだそうです。
明るさの管理とは、冬の日照時間を春の日照時間に近づける様に明るい時間を長く保っているんです!
農家の仕事は本当に繊細なところも沢山あります。
「よつぼし」はタネから、「こはる」はランナーから
通常「ランナー」からできたものが次の世代の株になり、品種が受け継がれているのですが、
「こはる」は、ランナーから。
「よつぼし」はタネからできる品種だそうです。
今回の農家体験を通して、農家の方の想いや、どの様に作られて販売していくのか、そこにどんな人が携わっているのか、といった深い部分を知ることができました。
作ること、作る場所を管理すること、どこでどの様に売っていくか、どうしたら自社商品を選んでくれるのかなどの販売戦略を考えるのもワクワクします♪
ぜひ、ご興味のある方は食べチョクでもご購入できますし、お問い合わせください。