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【産学官連携】PBL授業 福島高校生徒がともに考える広川町や八女市の会社、自治体の課題

福岡県立福島高校 地域の企業とPBL授業

 

八女市にある福岡県立福島高校の2年生と約半年間産学官連携授業を行い、12月8日に発表会を無事に終えることができました。

 

この授業では福島高校の現役高校2年生と地元企業7社、2自治体が参加し、生徒が企業の課題や自治体の課題について半年かけて解決策を考えプレゼンを行うという授業です。

 

コロナウイルスの感染拡大予防のため、休校によるスケジュールや授業形態の変更もある中、生徒の楽しそうな笑顔や参加企業様の感動してある姿を見ることができ、プランナーとしてもほっとしつつワクワクしているところです。

 

生徒からは次の様な感想をいただきました。

 

株式会社アズマに参加しました。
Aさん

アズマさんの課題解決の案を考えている時、“少しでもアズマさんの事業のプラスになるといいなと思っていたのですが、次第に”八女をこうしたい“という想いがでてきて、その想いをあずまさんに伝えることができて本当にうれしかったです。中島社長のお話で私たちの課題も見つけることができて、どちらかというと私たちの方がプラスになっているなと思いました

八女市役所に参加しました。
Bさん

自分は進路を考える時に「警察」を受けようと思っていました。けれど、この授業を通して八女市役所の課題やそれに対してどの様に改善していくかを自分たちで考えて、八女市役所の方と話していくうちに、警察ではなく、「八女市役所」に就職したい!と思う様になりました。

 

授業内容をご紹介

 

これまでの福島高校の授業の中でも本当に初めて行う授業であり、他の高校でもなかなか実施されていない授業ではないかと思いますので、授業内容からご紹介して行きます。

 

授業内容自体は、担当の先生方とサンカクキカクとでプログラムを組みながら進めておりました。

 

コロナウイルスの影響もあり、スタート時期が少し遅れ、6月にスタートしました。

 

授業スタート前
生徒は企業名と企業が所属する業界課題から半年間の授業で参加する企業を選択
各企業4組(4人ずつ)の生徒のグループで構成されています

 

6月7月 業界研究

 

企業が所属する業界の課題を知り、研究することで企業のことをより大きな視点から知る
企業様と顔あわせ・企業が所属する業界課題について研究
例えば、自治体の業界課題:地方自治体の人口減少

 

中間発表会・企業課題を知る

 

企業が所属する業界についての課題研究を発表し、その後企業様からフィードバックをもらい、
後半で生徒が考える課題となる、企業が抱えるより深い課題を知る
例えば、自治体独自の自治体課題:人口減少を解決のため、地域の人が集まるカフェ施設をオープン。
しかし、若い人が施設に集まらないため、若い人が集まるにはどの様な対策を行ったら良いか。

 

9月10月11月 企業課題研究

 

生徒と参加企業・自治体の間で課題解決策をより具体的に現実的にするためのブラッシュアップを行う
企業や自治体の方が学校へ行ったり、生徒が現場を訪問したり、zoomやFAXを使ってフィードバックを繰り返す

 

12月8日 企業課題研究発表会

 

それぞれの企業様に課題解決策をプレゼン、企業・自治体がそれぞれのグループの最優秀賞を表彰

 

3月 最優秀賞グループによる最終プレゼン

 

各企業から選ばれ、最優秀賞を勝ち取ったグループによる学校全体へ向けたプレゼンを行います

 

終わりに

 

サンカクキカクでは高校生のキャリア支援や、地域や地域の会社と若い人材が結びつく仕掛けを作って行きます。

 

同じ様な課題をもたれている学校様、若い人材とのつながりを作って行きたい、生かして行きたい会社さまと一緒に新しい形を作って行きたいと思っています。

 

ご興味のある学校さま、会社さまからのお声かけをお待ちしております。