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イケてるローカル企業シリーズ第2弾!隆勝堂フーズの鬼頭様と対談しました!

こんにちは!プランナーのたなかゆかです!

イケてるローカル企業シリーズ第2弾!

隆勝堂フーズ株式会社

専務取締役 鬼頭麦様

1924年創業の97年目の歴史ある企業

和菓子に始まり、需要に合わせて、洋菓子やパン屋を展開し、現在15店舗を展開

「地域の中で新しいお菓子のジャンルを作り、革新的に成長し続ける老舗企業。

和菓子・洋菓子・パン屋と似ているようで違う部分もある3つのジャンルを網羅しているからこその強み」

家庭訪問、お客さんが来る時の特別なお菓子、といえば隆勝堂でした。

小さい頃から和菓子のイメージがあった隆勝堂ですが、成長を続けている理由は地域のお菓子に革新を起こし、特別な日のお菓子から、日常で食べるパンに至るまで。

少しずつ変化していく市場のニーズを捉えるアンテナで、またそれを意欲的・能動的に形にしていく先駆的企業!

<POINT>

・地域で先駆的に新しいものを取り入れている

・毎年のニーズが変わるので、常に少しずつでも変化している

・能動的に、意欲的に動く職人

【隆勝堂様との出会い】

3年前から発行している高校生向けに発行している地元企業紹介、就職応援冊子にご興味を持っていただき、

そこからサイト運営のサポートや、福島高校でのキャリア教育に参加していただいています。

【鬼頭様の経歴】

千葉県出身。関東で証券会社を経験し、その後八女に移住。隆勝堂フーズ9年目。

 

たなかゆか  では、鬼頭さんの自己紹介と隆勝堂さまの自己紹介をお願いします。

鬼頭さん   千葉県出身。関東で証券会社を経験し、アメリカも行きました。帰国子女なんですよ(笑)

       その後八女に移住して、隆勝堂フーズ9年目です。

       弊社は、1924年創業の97年目の歴史ある企業

       和菓子に始まり、需要に合わせて、洋菓子やパン屋を展開し、現在15店舗を展開していまます。

たなかゆか  鬼頭さん、ご出身千葉だったんですね!地方で仕事探すのって関東での仕事の探し方と違って、

       難しいと感じました。 

       こんなに面白い会社たくさんあるのに、

       移住希望者とか外から来る人ってどうやって仕事探すのがいいんでしょうか。

鬼頭さん   探し方のコツ、というより探し方はあまりどこも変わらなくて、一番は、能動的に動くこと。

       大学自体のネットワークで話ができたり、人と繋がるように自分が動くこと。

たなかゆか  こうやって鬼頭さんにお話聞かせていただけるのも、お勉強になります!

隆勝堂フーズ株式会社のこと

たなかゆか  隆勝堂は八女近辺でお客様が来る時に出される和菓子のイメージが強かったです。

       家庭訪問の時とか。洋菓子はいつ頃始められたんですか?

鬼頭さん   洋菓子は40年前くらいに始めました

       40年前くらいに八女に洋菓子屋さんなんてほとんどなかった時代に、先駆的に始めたんです。

       その後、贈答用や、来客用のお菓子だけでなく、普段消費するパン屋を始めました 

たなかゆか  革新的、先駆的に新しい物を始めたんですか

鬼頭さん   昔はマーケティングという言葉もなく、地元の情報でしかなかった

       特に、一番の売れ筋の「蹴洞」は、当時新しいお菓子だったんです。

       和菓子、というジャンルにピーナッツバターや、くるみを取り入れて、

       和菓子に洋菓子の要素を取り入れた新しいお菓子だったんですよ!

たなかゆか  和菓子だけでなく、洋菓子もできる隆勝堂さんだからできる事ですね!

鬼頭さん   和菓子、洋菓子、パンはそれぞれ職人が手作りで作っています。

       それぞれ工程が違う分、人の特徴にも違いがあります。

       パン屋さんなどは、発酵の時間や、工程を時間通りきっちり進めないといけないため、

       特に時間にきっちりした人が多かったしもします。

たなかゆか  どんな人が働いていますか。

鬼頭さん   能動的な人が多いです。

       能動的じゃないと楽しくないし!

たなかゆか  新商品の開発とか提案は若手の人でもできるんですか?

鬼頭さん   2年目の人が新しい商品の企画を持ってきてくれたりもします。

       和菓子・洋菓子・パン屋さんで新商品の企画開発でも違いはありますよ。

       例えばパン屋さんだと、商品のラインナップは店舗責任者に任せています。

       お店で焼いてお店で提供するパンに比べ、

       お菓子は工場で作り、それを店舗に持って行って販売するので、業務効率などもより考えないといけません。

       また、洋菓子などは、毎年のニーズによって容器の大きさを変えたり、形が変わってたり、

       マーケティングを活かしながら変えています。

たなかゆか  働いている人たちは、経験のある人たちですか?

鬼頭さん   実際学校で学んできたことは作り方の部分で、作業として取り組む部分、効率や連携とか、

       そういうところは学べないんです。

       だから、経験者だからできるというわけでもないので、未経験の方でも大丈夫です。

       実は、僕も前職までお菓子とは無縁でしたが、今では子供の誕生日にケーキ作ったりするんですよ!

たなかゆか  どんな人が隆勝堂に向いていますか?

鬼頭さん   どんなところでも変わりませんが、「意欲のある人」ですね!

(取材後記)

隆勝堂さんは地元で育った私にとっては、家庭訪問で出て来る和菓子、のイメージでした。

特別な時に食べるお菓子のイメージ。

和菓子だけでなく、洋菓子を地域で先駆的に取り入れたり、和菓子というジャンルに洋を混ぜて誕生した「蹴洞」は、和菓子のイメージを変える新しいお菓子だった!

八女で誕生した隆勝堂ですが、現在は空港などの福岡市内の方にも発展しています。

新しい事を先駆的、革新的に取り入れていく隆勝堂には、意欲的な職人が多く在籍し、和菓子・洋菓子・パンと異なるジャンルを全て行える強みを生かし、

市場の小さなニーズの変化にもアンテナを張り、成長する組織、企業です。

鬼頭さん、貴重なお話しありがとうございました!