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元大手人材会社社員が教える「転職理由」を面接で印象良く伝えるコツ9つと回答例

転職理由 成功

はじめに

「転職理由」は、面接の際によく聞かれる質問です。

採用担当者としては「この人はすぐ辞めないか」「何を大事にしているか、会社に合うか」などの不安を取り除くために質問をします。

元大手人材会社の営業として多くの採用担当者と転職希望者と関わってきた中で、転職理由の伝え方で結果が変わる経験を積み重ねてきました。

今回の記事では、その経験を「転職理由」を面接で印象良く伝えるコツと回答例という形で共有します。

「転職理由」を面接で印象良く伝えるコツ9つ

面接 転職 就職
転職理由を印象良く伝えるコツ1:身だしなみを整える

面接当日に多くの方のサポートをさせていただき、意外と気にされていない方が多かった印象でした。

人に伝わる情報は、非言語コミュニケーションが93%だという研究成果もあります。言葉以外のメッセージは想像以上に多いので、身だしなみはしっかり対策しましょう。

例えば
・髪型は整っているか
・服装はスーツもしくはキレイめの服装か
・靴に埃や泥はついていないか
・装飾品はつけていないか、派手でないか
・香水は強くないか など

当たり前のことですが、一つ一つ気にしておくと、相手に信頼感としてしっかりと伝わります。

転職理由を印象良く伝えるコツ2:転職理由をポジティブに言い換える

「人間関係がうまくいかなかった」「やりたい仕事ができなかった」など、ネガティブだという印象を与える理由を伝えてしまうと、採用担当者は「この人は社内外コミュニケーションが苦手なのか」「好きな業務しか取り組めない人なのか」と不安になります。

例えば、エンジニア職希望で入社したが営業職に配属された場合

「エンジニア志望で入社しましたが、営業職配属になりました。さまざまなお客様と関わることでとても学びの多い期間ではありましたが、将来の目標のためのエンジニアというキャリアは諦められませんでした。御社は未経験でも問題なく、かつ営業経験者歓迎でしたので、応募させていただきました。」

自身のキャリアのために、前向きな理由で転職を希望していますと伝えることがポイントです。

転職理由を印象良く伝えるコツ3:嘘はつかない

ポジティブに言い換えることは重要ですが、嘘は絶対についてはいけません。向かい側に座っている方は採用のプロです。嘘をついてもバレます。

また、嘘をバレないようにするために、回答がしどろもどろになる方もいます。結果、会話が成り立たない候補者という印象を与えてしまいます。

嘘はつかない。その上で、ポジティブに言い換える。これが重要です。

転職理由を印象良く伝えるコツ4:言わないことを決めておく

自分にとって不利になることは、必要以上に伝える必要はありません。「これは言う必要がない」という項目を事前に整理しておきましょう。

言わないことを決めておかないと、面接中に「これは言っていいのか」という意味深な間を作ることになります。

言わないことを決めておき、ハキハキと気持ちよく回答できるようにしておくことをオススメします。

転職理由を印象良く伝えるコツ5:不満と愚痴は言わない

不満と愚痴は聞いていて気持ちよくありません。また、採用担当者にとっては「この人を採用すると弊社のことも外で悪く言うのかな」とネガティブな印象を与えます。

さらに、不満と愚痴を伝えている時間分、自分自身のアピールをする時間を削られています。良いことは一つもありません。

しかし、伝え出すと止まらない方が多いです。気をつけましょう。

転職理由を印象良く伝えるコツ6:端的に伝える

「、」で繋げて長い文章を話してしまいがちです。気持ちはとても分かります。

しかし、長い文章は聞き続けると頭の整理が追いつかず「結局何が言いたいんだ?」となってしまいます。

「。」の意識を持ち、分かりやく端的に伝えるようにしてください。

転職理由を印象良く伝えるコツ7:キャリアプランと働く目的に一貫性を持たせる

理想の人生と現実を埋めるためのキャリアプランがあり、働く目的があり、転職があります。ここに一貫性を持たせると、採用担当者は転職理由を理解しやすくなります。

一貫性がない場合には、採用担当者はミスマッチを警戒して採用しない判断をする場合もあります。

転職理由を印象良く伝えるコツ8:前向きな気持ちを姿勢と表情、言葉で表現する

前向きな言葉が多いと、何か困難があっても乗り越えて進んでくれそうだという安心に繋がります。

しかし、その言葉を話している姿勢や表情が暗いと、無理して言っているような印象を与えてしまいます。

目に見える姿勢や表情、耳に入る言葉には一貫性を持たせましょう。

転職理由を印象良く伝えるコツ9:飾らない

採用担当者は候補者の「素」を見たがる傾向にあります。誇張せず、飾らず、自分らしさを自然に見せると、安心感や信頼感に繋がります。

「素」で話している雰囲気は、不思議と採用担当者に伝わりますし、面接の雰囲気も良いです。飾らない自分を受け入れてくれる会社を探しましょう。

ポジティブに変換する回答例3つ

チェック 注意点
回答例1:残業が多くて転職を希望している場合

こちらの転職理由はとても多かったです。

採用担当者に最も納得する形で伝えられていた言い換えは「ライフワークバランスを考えて」でした。

「毎日21時、22時頃まで残業しておりました。ワークライフバランスを考えて、これからは家族と過ごす時間も大切にしていきたいと思い、残業が少なめと伺いました御社をへの入社を希望しております。全く残業しないという訳ではございませんので、相談しながら勤めさせていただけますと幸いです。」

回答例2:給与が低くて転職を希望している場合

給与の低さは、転職理由の中でも上位に位置していることは想像に難くありません。

伝えてもよいですが、「給与が高ければどの会社でもよい」と採用担当者に思われないように気をつける必要があります。

「現在、ITサービスの法人営業を担当しております。月間売上でトップを経験するほど、営業として結果は残し続けています。しかし、年功序列という風土が影響しているためか、実績が給与に反映されにくい状況です。年齢だけでなく、実績で評価してもらえる御社にて仕事に打ち込みたいという考えから、御社への転職を希望しております。」

回答例3:家族の介護などが理由で転職を希望している場合

家族の介護や健康などを理由で転職を希望される場合、後からトラブルにならないように、伝え方を工夫することでネガティブな要素を取り除いていけます。

例えば、急な呼び出しの可能性がある場合は、「月に1,2回ほど、急な呼び出しによる対応が入る可能性があります。」と正直に答えた方が、何も伝えないより安心感があります。

会社に貢献する力があることが前提にはなってきますが、人手不足という背景もあり、子育てや介護に柔軟な対応をする会社が増えているように感じます。正直に話し、相談ベースで調整できる会社かどうか面接で判断しましょう。

おわりに

転職理由を印象良く伝えるコツと回答例をご紹介しました。

面接は、お互いに選ぶ立場として様々な認識をすり合わせ、不安を取り除く(安心感を得る)時間です。

伝え方や話の展開の仕方で、採用担当者への印象は大きく変わります。転職の面接の前に、事前に話す言葉を書き出して、ポジティブに言い換える練習をしてみてはいかがでしょうか。

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