【産学官連携】福島高校PBL授業 参加会社さまを紹介します!


はじめに


今年度6月より福島高校2年生・地域の会社さま7社・八女市役所・広川町役場がそれぞれグループにわかれ、自治体が抱える課題や企業が抱える課題について生徒が考え、発表するPBL(課題解決型)授業を行いました。

 

参加した会社・自治体と、生徒が考えたグループごとの課題の紹介


八女市の地域創生や移住を促進する仕事をしています。
八女市も人口減少の課題を抱えている自治体です。就職や進学を機に八女を出ていく若者が八女に戻ってくるにはどの様な対策があるだろうか?八女の魅力を感じてもらうためにはどの様なふるさと納税返礼品があるだろうか?地元の祭りや小規模団体の活動を継続していくにはどのような対策ができるだろうか?

 

八女市と久留米市の間に位置し、工業団地を構える町です。広川町も人口減少の課題を抱える自治体です。

広川町が運営する『kibiru』交流が生まれるアトリエを利用してくれる人を増やすために必要なことはなんだろう?

広川町が運営する『里カフェまちこのおやつ』の若い人の利用を増やすためにどの様なことができるだろうか?

 

八女市で卵の生産・餌の配合・品質管理・販売を一貫して行っています。実は卵の消費量が世界2位である日本の中では卵の生産は飽和状態です。

ディスカウントストアやドラックストアの参入により価格競争も激しくなっています。

他にもいくつか課題がある中で、『トップ卵の卵をより広く消費者に認知してもらい、買ってもらうためには、どこでどんな人にどの様な方法でPRをしたらいいと思いますか?』

 

八女で歴史の長い和菓子・洋菓子・パンの製造販売をしています。人口現象がおこると全体的な売り上げが予想され、人がいないと工場が止まり生産がストップしてしまうかもしれない。また、健康志向が増えるなかどのようなお菓子やパンが求められているだろう?
そして高校生が食べたい!買いたい!と思うお菓子やパンはどんなものだろう?

 

日本初の技術を作っている国内有数の草刈機メーカーです。現在農業市場は就農人口の現象や、TPPなど大きな変化を迎えています。
そんな中オーレックでは都会の中で農業を知ることができるグリーンラボ福岡というショールームを作っています。
グリーンラボ福岡に来店する人を増やすためにはどのようなイベントや企画がかんがえられるだろうか?

 

八女市・筑後市で障害者施設を幅広く展開し、運営しています。障がい者やそのご家族の権利や人権や住む場所、またその方々のお金が欲しいなどの欲求の尊重についてどうあるべきだろうか?
そして自分たちはまず身近なところから何に取り組めるだろうか?
伍福会を含め、八女市の住民や施設の意識改革や介護充実の制度の整備として、どんな取り組みができるだろうか?

 

八女市でお弁当の製造を行い、九州各地で販売しています。飲食店のアルバイトはするのに、飲食業界へ就職するとなったらなぜネガティブな考え方をされるのか?
ネガティブなイメージを変えるにはどうしたら良いだろうか?
また、30歳以下の人を採用するためにはどんな仕掛けがあったらいいと思う?

 

広川町で保険代理店事業を展開しています。保険販売は形のない商品なので、売るのがむずかしく、現在はルールが複雑で細かくなってきていて少人数体制で継続していくのがむずかしくなってきています。
そんな中どうやったらお客様にベストコンサルを選んでもらうことができるだろうか?

 

強い田舎を作るため、八女市で太陽光発電や、農業、リフォームなどを行っています。いずれなくなるとされている化石燃料を使い続けていいのか?
エネルギー自給率が低く、海外に頼ってばかりの日本で本当にいいのか?
今の高校生の未来が明るいものになるためには、どんな事業を行ったらいいのかみんなで考えてみましょう!

 

終わりに

 

参加していただいた会社さま、自治体さまが何をしているのか。

 

そして何が得意で何に困っているのかを知ることで、では困りごとに対してどうしたらいいか

 

を考えている生徒の姿、発表が終わって「楽しかった!」「これは絶対続けて欲しい!」という生徒の声に感動された企業さまもいらっしゃいました。

 

サンカクキカクでは若者のキャリア支援・地域や地域の企業との繋がりを作り、面白い日常を作るため、様々な企画を展開しております。

 

同じ様な課題をもたれている学校様、若い人材とのつながりを作って行きたい、生かして行きたい会社さまと一緒に新しい形を作って行きたいと思っています。
ご興味のある学校さま、会社さまからのお声かけをお待ちしております。