はじめに
新型コロナウイルスの影響で多くの企業が採用枠を削ったり、採用自体を見送ったりしており、2021年度採用から就職氷河期が再来するのではないかと予想されています。
日々企業様のお話を聞いている肌感覚から言うと、就職氷河期はもう来ていると思います。求人を出すこと自体に慎重になっている企業様がほとんどです。
その反面、「見えない求人は確実に存在する」と実感しています。
今回は、見えない求人の見つけ方を3つご紹介します。
「良い人材がいればいつでも採用したい」
これは採用に携わっている人が口を揃えて言う言葉です。
求人を出していない企業様も、同じことを言います。
つまり、求人情報として表には出てこないが、見えない求人が存在していることを意味しています。
見えない求人の見つけ方3つ
見えない求人の見つけ方1:電話する
バカにできない有効な手段です。
実際に電話経由で問い合わせてきた方を採用された企業様もいます。
社会人の方は知っていると思いますが、どんなに華やかに見える仕事でも、裏側では泥臭く頑張る仕事がほとんどです。
自分のやりたい仕事を見つけて、自分の入りたい会社を見つけて、求人がなくても電話をかけてくる人材を無下にする担当者は少ないです。
逆に失礼な断り方をしてきた会社には、「入らなくてもよかった」と思った方が良いと思います。
見えない求人の見つけ方2:友人に聞く(リファラル採用)
数年前から注目されているリファラル採用。
リファラル採用とは、社員からの紹介で新しい社員を採用することです。
採用コストがほとんどかからないことに加えて、ミスマッチが少ないことが特徴的です。
求人は出していないが、社内で「こういう人ほしいね」という話は出ていたりします。
友人に人を探していないか聞いてみてはいかがでしょうか。
見えない求人の見つけ方3:中小企業に注目する
大手企業は当たり前のように求人を出していますが、中小企業は求人を出すことが当たり前ではないことがあります。
社員は安定就業、毎年黒字、業績は右肩上がり。そんな優良企業でも、求人を出したところで問い合わせがこないからと、諦めている中小企業の方によく出会います。
特に地方でよく見られる光景です。
地元の中小企業を探して、問い合わせてみることをオススメします。
おわりに
今回は、見えない求人の見つけ方を3つご紹介しました。
就職氷河期の再来。先行きが見えづらい中での就職活動は不安でいっぱいだと思います。
しかし、人を探している企業は確実にいます。
ぜひ紹介した方法を実践してみてください。