注目キーワード
  1. Uターン
  2. 幼稚園
  3. 高卒

【地域連携I】地域の学生と社会人が共に学ぶ、第3回「現状分析講座」を開講しました。

はじめに

 

2020年7月より、地域の学生と社会人が一緒に学ぶ講座を月1〜2回のペースで開講しています。

 

地域の大学である久留米工業大学と、地場企業である弊社(株式会社サンカクキカク)が産学連携で、地域で課題解決人材を育成する取り組みに挑戦しています。

 

地域には課題が山積みです。都心から地域に優秀な人材を連れてくることも良いですが、地域事情に詳しい地域の人材で課題解決できるようになることの方が大事だと思います。

 

そんな想いから始まった本プロジェクト。第3回目講座となる現状分析講座を8月19日に開講しました。

 

その時の様子とプロジェクト責任者としての感想をお伝えします。

 

 

 

現状分析講座をオンラインで開講しました

 

講座は、社会人と学生合わせて10数名の受講者とサポーターとして久留米工業大学の先生が3名、司会進行として私1名で開講しました。

 

オンライン講座は、オンライン会議ツールであるZoomを使って開講しています。

 

初回の講座(ロジカルシンキング講座)では、Zoomに不慣れな方もおられましたが、3回目ということもありスムーズに講座を進めることができました。

 

講座参加者とサポーターの年齢層は10代から40代。新しいツールも一度使ってしまえば皆さん慣れることが分かりました。様子を見ながらですが、必要に応じて新しいツールを講座に導入していこうと思いました。

 

 

 

現状分析講座のゴールは4つ

 

・現状分析の正体を知る

・現状分析の方法を知る

・現状分析の練習をする

・現状分析の力を伸ばす宿題を持ち帰る

 

 

 

現状分析講座の内容はこちら

 

・本日のゴールと流れの確認

・アイスブレイク

・現状分析とは何か

・現状分析の方法を知る+練習する「3C分析」

・現状分析の方法を知る+練習する「SWOT分析」

・SWOT分析に役立つ「PEST分析」

・本質的課題を発見する「So What」「Why So」

・宿題説明

 

 

 

「現状分析講座」を開講してみた感想

 

どれだけ早いタイミングで知識を得て、実践できるかが大事

 

学生も社会人の方も関係なく、現状分析という言葉をなんとなくは知ってはいるが、簡潔に説明するとなると困る方が多いように思いました。

 

なんとなく行なっていることを、明確な定義と手順を学び、意識的に行うことでより精度の高いアウトプットを出せるのだと思います。

 

受講者の方は年齢に関係なく、個人ワークやグループワークで苦戦されていたので、どれだけ早いタイミングで学ぶ機会があり、実践する機会を作れるかが大事なのだと感じました。

 

人によっては一生出会うことのない知識と実践の場になります。不安もありながら意欲を持って講座に飛び込んで来られた方は、周りから抜き出る人材になっていくのだろうと思います。社会人の方は既にそういう方々なのかもしれませんが。

 

 

発言は慣れていくもの

 

講座では「発言の機会の多さ」を意識しています。

 

社会人の方は慣れたものですが、学生の方はまだ発言に慣れていない印象です。

 

しかし、学生の方も小グループでの発言は少しずつ慣れてきたように思います。

 

年齢も学部も職種もバラバラな特殊な環境下で、手を挙げてハキハキ簡潔に伝わる発言をすることは難しいことだと思います。

 

これも場数を踏むことで鍛えていけるスキルだと思いますので、引き続き発言の機会を作り、成長するきっかけになれるように促し続けていこうと思います。

 

 

 

おわりに

 

講座に関わる方全員が協力的で、とても良い雰囲気の中で講座を開講できていると実感しています。

 

次回は「アイデア発想法講座」です。先生方と連携し、しっかり準備していきます。